NASAは、史上3番目となる恒星間天体「3I/ATLAS」の最新画像と分析結果を、11月19日(米国東部時間 午後3時)に公開する特別イベントを実施します。今回の発表は、同天体が2025年10月に太陽へ接近した後、依然として大きな注目を集めていることを受けて行われるものです。
史上3番目の恒星間天体「3I/ATLAS」とは
3I/ATLASは、2025年7月1日にNASA支援のATLAS観測所によって発見されました。地球外から太陽系へ入ってきた“恒星間天体”としては、1I/オウムアムア、2I/ボリソフに続く3例目です。
ハッブル宇宙望遠鏡が7月21日に捉えた画像では、約4億4600万km離れた位置にある3I/ATLASが、核から伸びる涙型の塵の包層(コマ)をまとっている様子が確認されています。これは従来の彗星と似ていながらも、興味深い特徴を持つ天体であることを示しています。

火星への“接近”が科学的チャンスに
地球への衝突リスクはありません。12月19日に最接近しますが、その距離は273百万kmと非常に安全です。
しかし注目されたのは、2025年10月初旬に3I/ATLASが火星へ約3000万kmまで接近したことです。これによりNASAは、火星周回機(Mars Reconnaissance Orbiterなど)や地上望遠鏡を使って、多角的にデータを収集することができました。
NASAは「現在の火星ミッションのおかげで、これほど近距離で恒星間天体を観測できる国はほかにない」と述べています。
会見に参加する科学者たちから読み解ける“焦点”
今回の発表内容は、登壇者の顔ぶれからもある程度予測できます。
● Amit Kshatriya(ルナ・トゥ・マーズ計画責任者)
この人物が参加することは、火星周回機による近距離撮影データが重要な役割を果たしていることを示唆します。特に、MROのHiRISEカメラが撮影した高解像度画像が公開される可能性が高いと見られています。
● Nicky Fox(NASA 科学ミッション局トップ)
科学的に「大きな意味を持つ発見」が含まれている可能性があります。単なる天体写真以上の、宇宙形成や化学組成に関わる新知見が発表される可能性もあります。
● Shawn Domagal-Goldman(天体物理学部門・暫定ディレクター)
生命起源や有機物研究の専門家でもあり、3I/ATLASが“別の太陽系でどのように形成されたのか”について、新たな分析が語られる可能性があります。
● Tom Statler(小天体研究責任者)
彗星としての物理構造、回転、軌道挙動など、技術的な詳細が明かされるでしょう。
イベントの視聴方法
この発表は一般向けに無料公開され、次のプラットフォームでライブ視聴可能です。
- NASA+(公式ストリーミング)
- NASA公式アプリ
- NASA公式サイト/YouTubeチャンネル
- Amazon Prime Video内 NASAコンテンツ
#AskNASA のハッシュタグを使用すれば、視聴者が質問を投稿することもできます。
3I/ATLASの正体に迫る「最初の決定的データ」
3I/ATLASは、観測史上わずか3例しかない恒星間天体であり、その存在は宇宙科学にとって極めて貴重です。火星への接近により、これまでにない角度から撮影されたデータが存在すると見られており、NASAの19日の発表は大きな節目になる可能性があります。
3I/ATLASが“ただの彗星”なのか、それとも太陽系外で特殊な進化を遂げた天体なのか──その手掛かりが、いよいよ明かされようとしています。
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