NASAは、1か月以上にわたり公開が待たれていた恒星間天体「3I/ATLAS」の最新画像を発表しました。今回の公開は、単なる画像提供に留まらず、NASAが特別なライブイベントを開催するという異例の対応となり、世界中の研究者・観測者の注目を集めています。
なぜここまで注目されたのか?
NASAは今回の画像公開にあたり、冒頭で「透明性に基づき、すべてのデータと観測結果を公開している」と強調しました。しかし、通常の彗星では行わないライブ会見を設定し、しかも1か月以上の遅延を伴ったため、ネット上では陰謀論や隠蔽説も拡散していました。
この遅延についてNASAは、アメリカ政府機関の「記録的なシャットダウン」により、関連業務が停止していたことを理由として挙げています。

火星探査機3機が同時観測──史上初の“恒星間天体キャンペーン”
3I/ATLASは、2025年10月初旬に火星へ約3000万kmまで接近しました。この距離は観測に最適であり、NASAは火星にいる3つのミッションを総動員して詳細データを取得しました。
- MRO(Mars Reconnaissance Orbiter):HiRISEカメラによる最接近画像を撮影
- MAVEN:紫外線観測に成功し、水素の成分を詳細解析
- Perseverance:火星地表から淡い光として3I/ATLASを確認
MAVENが取得したスペクトルデータでは、彗星から放出される水素を、太陽系空間や火星からの水素と速度ごとに分離する特殊モードが使用されました。この技術により、彗星の水素が「小さく丸く」見える特徴的なデータが得られています。

引用:NASA
太陽観測ミッションまで参戦──SOHO・STEREO・PUNCHの成果
今回は、太陽観測ミッションまでもが観測に参加した異例のケースとなりました。NASAによれば、太陽近くの領域で彗星を追跡できるのは、こうしたヘリオフィジクス(太陽物理学)ミッションの強みだといいます。
- SOHO(ESA/NASA)・STEREO:地球から見えない“太陽の裏側”で彗星を追跡
- PUNCHミッション:彗星の尾の構造を高精細で可視化
PUNCHが9月20日〜10月3日に取得した画像では、3I/ATLASの尾が短い伸びとして示され、背景の星々が軌跡を描く中、彗星だけが位置固定の点として映っています。

引用:NASA
深宇宙探査機「Lucy」「Psyche」も観測に参加
さらに、アステロイド帯へ向かう途中の探査機LucyとPsycheも観測に成功しました。LucyのL’LORRIカメラは、2025年9月16日の画像をスタック処理し、恒星間天体の進行方向を明確にとらえることに成功しています。

会見での核心──「宇宙船ではない」だが“異例性”は認める
イベント中、視聴者からの質問として「これは宇宙船の可能性があるのか?」という内容が寄せられました。
NASAの回答は明確でした。
「人工物を示す証拠は一切ありません。3I/ATLASは自然天体として説明できます。」
しかし同時に専門家たちは、
- 反対方向に伸びる「アンチテール」
- 複数のジェット現象
- 通常の彗星と異なる化学組成
といった“異常”が存在することも認めました。
特に、物理学者アヴィ・ローブ教授が指摘する「非重力加速」の可能性については、
「わずかな軌道変化はあったが、現時点では自然由来の範囲と判断している。」
(NASA小天体研究責任者 トム・スタトラー)
と慎重な姿勢を見せています。


今後のスケジュール──12月19日に地球へ最接近
3I/ATLASは、チリのATLAS望遠鏡によって発見され、その後ハッブル、ジェームズ・ウェッブ、SPHERExなどにより観測が続けられています。
そして次の大きな節目は、
▶ 2025年12月19日 地球へ最接近(約2.73億km)
その後、2026年春に木星軌道を越えるまで、各ミッションによる追跡観測が続けられる予定です。
3I/ATLASは“ただの彗星”か、それとも…
NASAは「人工物ではない」と明言しつつも、これまでにない規模で観測キャンペーンを実施し、複数のミッションを動員しました。これは明らかに、3I/ATLASが特別視されている証拠です。
3I/ATLASは、単なる彗星という枠を超え、太陽系外の歴史・組成・起源を探る重要な手掛かりを秘めている可能性があります。次の観測結果によっては、宇宙科学の基準を変える発見につながるかもしれません。

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