3I/ATLASは進行方向を調整している！？──「木星への計算された接近」は偶然か、それとも人工的な軌道修正か

恒星間天体 3I/ATLAS に、13番目となる新たな「異常」が確認された。
最新の軌道解析によれば、3I/ATLASは2026年3月16日に木星の重力圏（ヒル球）外縁を誤差ほぼゼロで通過すると予測されている。
この一致は単なる偶然にしてはあまりにも正確であり、
天体物理学者アヴィ・ローブは「自然物とは考えづらい精密さだ」と警鐘を鳴らしている。

木星の重力圏を“狙った”ような軌道

NASA JPL Horizons の計算では、木星のヒル球半径は約5,350万km。
そして 3I/ATLAS はその外縁を5,344.5万km（±0.06）で通過すると見られている。
誤差は限りなくゼロに近く、ほぼ「境界線そのもの」を通る軌道だ。

ローブはこれについて次のように述べている：

「統計的に、この一致が自然に起こる確率は 26,000 分の 1 だ。」

木星の重力圏をかすめる軌道は、木星の引力を利用して何かを投入する際に最適とされる軌道であり、
もし3I/ATLASが人工物だとすれば、極めて戦略的な位置取りだと考えられる。

決定的なポイント──「太陽通過後に起きたわずかな軌道修正」

3I/ATLASは太陽最接近の際に非重力的加速（ジェットによる推進とみられる現象）が観測された。
通常の彗星のガス噴出と説明されているが、その方向と強度が異常だった。

ローブは次のように分析する：

「その加速が軌道を約10万km修正しなければ、3I/ATLASは木星のヒル球をかすめられなかった。
つまり“ちょうどいい方向と強さ”の推力が働いたということだ。」

さらに、3I/ATLASには太陽方向と反太陽方向の2本の極めて直線的なジェットが確認されている。
自然の噴出であれば回転により曲線状になるはずだが、軌道修正に使われた「推進ジェット」のような形状だという。

なぜ地球ではなく木星なのか？

もし3I/ATLASが2026年に木星へプローブ（探査機）を投下する目的を持つとすれば、
木星を選ぶ合理性は存在する。

• 太陽系最大の惑星で視認性が高い
• 重力が強く、捕獲軌道の設定に向いている
• 文明が存在しなくても戦略的重要地点となりうる

地球に接近する意図がない可能性は、ローブにとって特に興味深いという：

「私たちは文明として“遅れて登場した”だけなのかもしれない。宇宙的観点では、木星のほうがはるかに長く“存在していた”。」

“宇宙の立ち寄り所”だった可能性

3I/ATLASはすでに太陽から離れ、再び恒星間空間へ向かい始めている。
そのため、2026年3月の木星接近が唯一の決定的瞬間になるかもしれない。

もし木星軌道上で人工的物体の投入や異常な構造物が発見されれば——
3I/ATLASは単なる彗星ではなく、精密航行を行う“宇宙船”だった可能性が現実味を帯びる。

「私たちは、数学的精度で実行された“宇宙の寄港”を目撃しただけなのかもしれない。」

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引用元：MysteryPlanet.com.ar

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