太陽系を通過中の恒星間天体「3I/ATLAS」が、また新たな異常を示しています。これまでにも多くの不可解な特徴が報告されてきましたが、今回の現象はその中でも特に説明が難しいものです。天文学者たちが「第12の異常」と呼ぶこの現象は、3I/ATLASの自転と噴射方向が一致していないというものです。

自転16時間の天体なのに「噴射がブレない」という異常
これまでの観測から、3I/ATLASは約16.16時間で1回転していることが分かっています。自転する天体がガスや塵を放出すれば、当然その流れはカーブしたり広がったりします。しかし、11月8日〜9日に撮影された最新画像では、3I/ATLASの噴射は一直線のまま固定されているのです。
これは、庭園の回転式スプリンクラーを想像すれば分かりやすいでしょう。スプリンクラーが回転しているのに、水がもし真っすぐ伸びたままであれば、それは不自然です。3I/ATLASでも同じことが起きています。
ハーバード大学の天体物理学者アヴィ・ローブ氏は、この点について次のように説明します。
「自転する天体が放出するガスは、本来なら扇状に広がるはずです。しかし、3I/ATLASはまるで停止しているかのように、噴射が一直線です。これは通常の彗星では起こりえません」

自然現象では説明が難しい理由
科学者たちは複数の仮説を検討していますが、どれも決定的ではありません。
- 自転が止まった説:しかしガス噴射はむしろ天体の回転を加速させる傾向があり、停止は考えにくい。
- 氷の「噴出口」が特定の向きにある説:深い谷の氷が特定のタイミングで太陽光に照らされ、周期的に噴射すると考える説。ただしこれは「太陽方向の噴射」しか説明できず、撮影画像には太陽とは逆方向の噴射も写っている。
- 破片説:噴射は破片の尾だとする考え。しかし他の画像では3I/ATLASは「完全に一体」であり、破壊された形跡はない。
つまり、現時点では自然説では説明がつかない状態が続いています。
第12の異常は“氷山の一角”──これまでの11の特徴
今回の「固定された噴射」は、次のような既に報告されている異常の上に積み重なるものです。
- 確率0.2%の異常軌道:太陽系の惑星の並びとほぼ平行に侵入。偶然起きる確率は極めて低い。
- 本物のアンチテイル:通常は錯視でしか見えない“太陽側への尾”が、3I/ATLASでは実際に存在。
- 極端な質量と速度:オウムアムアの100万倍の質量、ボリソフの1000倍という異常な規模。
- 「都合の良すぎる」軌道設計:金星・火星・木星に接近しつつ、地球からは太陽裏で見えなくなるタイミングへと進む。
- 金属比の異常:通常の彗星よりニッケルが極端に多く、工業用ニッケル合金に近い組成。
- 水が少なすぎる:ガス中の水分が4%しかなく、典型的な彗星とは全く異なる。
- 特異な反射特性:「極端な負の偏光」を示し、既知の彗星とは一致しない。
- “Wow!シグナル”方向から到来:1977年に観測された謎の電波信号の方向とわずか9度違い。
- 異常な色変化:太陽接近時に急激に明るくなり、青色化した。
- 桁外れの噴射:太陽方向と反対方向に放出される巨大ジェットは、氷の量では説明困難。
- 非重力的加速:蒸発量で説明すれば13%の質量が失われる計算だが、実際は形を保っている。
そして今回の「噴射方向が回転に影響されない」という第12の異常が加わったことで、3I/ATLASはさらに説明が難しい存在になりました。
では、人工物の可能性はあるのか?
ローブ氏は慎重にこう述べます。
「もし噴射が“固定されている”なら、それは方向を維持するための推進装置の可能性があります。つまり、何らかの航行目的があるということです」
もちろん、これはあくまで仮説です。しかし自然説が行き詰まる中で、人工物説は完全には排除できません。
今後の観測では、噴射ガスの成分や速度がより詳しく解析される予定です。それらが既知の彗星と似ていれば自然説が強まり、もし一致しなければ、3I/ATLASは“自然では説明できない存在”としてさらに注目を集めるでしょう。

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