恒星間天体「3I/ATLAS」が地球へ最接近した2025年12月19日、思わぬ場所でこの話題が飛び出した。ロシアのプーチン大統領が年次の記者会見(生中継)で、3I/ATLASの正体を問われたのだ。
質問したのはチュメニ(ロシア)の記者。「諜報機関は、3I/ATLASが人工物、あるいは脅威である可能性を把握しているのか?」――その問いに対し、プーチン氏は一瞬、場を凍らせるような皮肉で返す。
「君の名前はクリスティーナか? 教えてやるが、これはここだけの話だ。機密情報だ。これは我々の秘密兵器だ。ただし宇宙に武器を配備することには反対なので、“最も極端な状況”でしか使わない」
会場が息をのんだ直後、彼はトーンを切り替える。
「真面目な話、あれは“彗星”だ。我々の科学者は何が起きているか分かっている。しかも別の恒星の彗星だから、太陽系の彗星とは違う振る舞いをする」

地球は“目的地”ではなかった
陰謀論的な盛り上がりとは裏腹に、3I/ATLASは地球を狙ったかのような軌道を示さなかった。最接近時の距離は約2億6891万km。宇宙スケールでは「近い」が、危険とは程遠い距離だ。
この点について、天体物理学者アヴィ・ローブは「私たちの地球中心的な見方とは違い、3I/ATLASは地球に特段の関心を示していない」と述べる。軌道は黄道面付近を通り、地球から見れば“太陽の反対側”へ抜けていく形だったという。秒速60km級で駆け抜ける旅は、人類が存在するより遥か以前から始まっており、私たちは“たまたま通過を見た”に過ぎない――そんな冷徹な事実が浮かび上がる。

引用;mysteryplanet
最大の謎:「反尾」が示した異様な細さ
だが、地球を素通りしたからといって、すべてが平凡だったわけではない。むしろ最接近日(12月19日)に撮影された写真が、別の謎を置き土産にした。
その鍵が「反尾(anticola)」だ。通常の尾が太陽風などの影響で“太陽と反対方向”へ伸びるのに対し、反尾は視線方向や粒子分布の条件で“太陽方向へ伸びて見える”ことがある。理屈としては説明可能だが、今回の反尾はスケールと形状が際立っていた。
写真には、太陽方向へ向かって伸びる、極端に細くコリメート(束ねられたように直進)された噴出が写る。ローブは「幅の10倍以上の長さで、総延長は100万km級に達する可能性がある」とし、これほど“長く・細い”反尾は前例が乏しいと指摘する。しかも、この日の画像の多くはアマチュア観測者によるもので、科学側はこれからデータの整合や撮影条件の検証を重ねる必要がある。
つまり現段階で断定はできない。だが同時に、「次の数カ月で科学が説明すべき宿題が増えた」のも確かだ。彗星として自然に起きうる現象なのか、それとも観測条件と構造が生んだ“見え方の罠”なのか。いずれにしても、3I/ATLASは“去り際に謎だけを強調していった”。
このテーマと重なる“世界の異変・不可解な兆候”が、
当サイトには複数記録されています。
動画や写真付きの生々しい証言はこちらです。
関連するUFO目撃記録
次の注目点は2026年3月:木星接近
地球を通過した3I/ATLASは、次に木星へ向かう。最大接近は2026年3月16日ごろで、距離は約5360万kmとされる。ここは「ヒル半径(木星の重力が太陽の潮汐より優勢になる領域)」に近い“重要な距離”でもある。
木星は太陽系で最も大きな重力井戸の一つだ。もし3I/ATLASが活発なガス噴出を続けるなら、木星接近時にダストや粒子の分布がどう変化するか、あるいは噴出方向に変化が出るかが観測上の見どころになる。ローブは「仮説上は、ここで“異常な活動”があれば議論はさらに熱を帯びる」とするが、現時点では“あくまで彗星”としての追跡が本筋だろう。
プーチン氏の「秘密兵器」発言は冗談だった。しかし、宇宙が置いていった“細すぎる反尾”という宿題は冗談ではない。3I/ATLASは、騒動の中心にいる私たちをよそに、静かに次の目的地へ向かっている。


🛸 あなたの不思議な体験を募集しています
UFO目撃、奇妙な夢、説明できない出来事、心に引っかかる予兆…
小さな体験でも大歓迎です。
読者のみなさんの投稿が、今後の記事づくりの大きなヒントになります。
どんな内容でも気軽に送ってください(1分で投稿できます)














コメント