IQ276の天才が神の存在を証明――世界で最も賢い男が示す真実とは

「神は100%実在する。イエスは神である」——そんな強い断言が、2025年12月にかけてSNS上で拡散している。発信者は、韓国のAI研究者・起業家を名乗るキム・ヨンフン氏。
本人は“世界最高IQ276の保持者”だと主張し、数学的なロジックによって神の存在を示せると語っている。

ただし、この「IQ276」という数字自体は、どの尺度・どの団体がどう認定したのかで見え方が大きく変わる。実際、米国の団体USIAは「IQ276(標準偏差SD24)=IQ210(SD15)に相当する」といった換算の説明を公開しているが、これは“同じ能力を別の尺度で表した”という整理でもある。つまり、数字のインパクトが先行しやすい領域なのだ。


目次

「IQ276」主張はどこから来たのか——尺度と“認定”のズレ

キム氏の「IQ276」については、USIAのサイト上で“記録”として紹介され、SD24という尺度で算出されている旨が説明されている。 一方でIQの世界は、テストの種類、統計処理、上限(天井効果)、母集団の取り方などで数値の意味が変わる。極端に高いIQ値は、一般的な検査体系の外側に出やすく、同じ人物でも尺度が違えば数値は大きく変動する。

USIA側は検査スコアの“換算”を行い、IQ276(SD24)を「IQ210(SD15)相当」とする数学的説明も掲載している。ここで重要なのは、数字だけで“世界一”が確定するというより、「どの尺度で、どのルールで比較するのか」という土台が不可欠だという点だ。


キム・ヨンフン氏
引用:dailymail

キム氏が語る「数学による神の証明」——3つの直感的ロジック

キム氏は、SNSや動画で「神は数学で証明できる」と繰り返し発信している。
X(旧Twitter)のプロフィールでも同様の趣旨を掲げ、今後“学術論文を出す予定”とも述べている。その主張は概ね、次のような“直感的な”三段論法として語られることが多い。

  • ① 始点の必要性:線を引くには最初の点が要る。存在にも“最初の起点”が要る。
  • ② 無限の過去は越えられない:時間が過去へ無限に続くなら、私たちは“今日”へ到達できない。
  • ③ 変化を生む外部要因:同じ状態を掛け続けても新しいものは増えない。宇宙が展開したなら“外部の力”が要る。

ここから「第一原因(first cause)=必要で、強力で、時間を超え、知性的な存在が前提になる。それが神だ」と結論づける——という構図だ。哲学的には、古典的な“宇宙論的議論(コスモロジカル・アーギュメント)”に近い形とも言える。


「数学で証明」はどこまで“証明”なのか——支持と反論のポイント

この種の議論が支持される理由は明快だ。「宇宙がある以上、原因があるはずだ」という直感に沿うからである。一方で、反論もまた定番がある。

  • “始点”=“人格神”とは限らない:仮に起点が必要でも、それが宗教的な神(特定の人格や意思を持つ存在)に直結するとは限らない。
  • 無限の扱いは数学と哲学でズレる:無限集合や極限の概念は数学的に扱えるが、それが「時間の実在」へ直結するかは議論が分かれる。
  • 宇宙論(物理学)の余地:宇宙の始まりをどう定義するか、因果が時間とどう結びつくかは、現代宇宙論の議論の中にある。

要するに、キム氏の話は“数学の定理証明”というより、「数学的比喩を使った形而上学的主張」に近い。ここを混同すると、議論が宗教VS科学の対立として炎上しやすい。

このテーマと重なる“世界の異変・不可解な兆候”が、
当サイトには複数記録されています。
動画や写真付きの生々しい証言はこちらです。


拡散の背景——「天才の断言」はなぜ刺さるのか

「世界最高IQ」「数学で神を証明」「イエスこそ最も賢い」——強い肩書きと断言が揃うと、SNSでは“理解のコストが低い物語”として伸びやすい。さらに、キム氏は宗教的主張と絡めた発信を続け、支持と反発の両方を呼び込む構図を作っている(政治・倫理に踏み込む投稿もあり、評価は二極化しがちだ)。

一方で、彼の主張が真に学術的な意味で検証されるには、使用したテスト、統計処理、再現性、第三者レビューなどが不可欠になる。現時点では、少なくとも「IQ276」という強烈な数字が先に独り歩きし、宗教論争の燃料になっている側面は否定できない。


“信じる/信じない”の前に、分けて考える

この話題は、(A)IQ記録の扱い、(B)神の存在論、(C)SNS拡散の構造——少なくとも3つの層が混ざっている。だからこそ、結論を急ぐよりも、

  • 「IQの数字は“尺度と認定”が命」
  • 「数学の語彙=数学的証明ではない」
  • 「断言と肩書きは拡散しやすい」

この3点を押さえた上で読むと、過熱した論争から一歩引いた視点が持てるはずだ。あなたはこの“天才の神証明”を、現代の信仰論なのか、SNS時代の物語なのか、それとも新しい思想の芽として捉えるだろうか。

参考:dailymail

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