3I/ATLASは信号を発している!?――反対尾に見つかった奇妙な“周期的な揺らぎ”

太陽系を通過中の恒星間天体「3I/ATLAS」をめぐり、またしても興味深い研究結果が報告されました。
最新の分析によると、この天体の反対尾(アンチテイル)から噴き出すジェットが、一定の周期で“揺れている”ことが確認されたといいます。
見た目の挙動は、暗闇の宇宙で回転しながら光を放つ「灯台(ファロ)」のようだ、と表現されています。

注目されるのは、この発表が地球への最接近(ペリジー)直前というタイミングで出てきた点です。
ただし、ここで語られているのは観測と解析から導かれた解釈であり、現時点で「正体」を断定する話ではありません。
それでも、3I/ATLASが示す“動きのクセ”は、科学的にも議論を呼ぶ要素になっています。

目次

反対尾のジェットが「7.74時間周期」で揺れていた

研究で報告されたのは、反対尾のジェットが7.74時間(±0.35時間)という明確な周期で揺れている現象です。
観測は2025年7月〜8月のデータに基づき、解析対象となったのは高精度画像の連続記録でした。
恒星間天体でこのような周期的変調が検出されたのは、今回が初めてだとされています。

データは、スペイン・カナリア諸島のテイデ天文台にあるTwo-meter Twin Telescope(TTT)で取得されました。
期間は2025年7月2日から9月5日までの37夜。
一見すると反対尾はほぼ一定方向に伸びているように見えるものの、核から約6000km地点の詳細測定で、周期的な変調がはっきり確認されたといいます。

3I/ATLAS衛星の画像。反尾ジェット(紫色の線)が周期的に振動している様子がわかる。
星間物体でこのような振動が検出されたのは初めて。
引用;mysteryplanet

なぜ「灯台」のように見えるのか。鍵は噴出口のズレ

研究チームが示した説明は、比較的シンプルです。
反対尾のジェットは核の特定地点から噴き出しますが、その“噴出口(基部)”が、3I/ATLASの自転軸の極と完全には一致していない。
このズレがあるため、天体が回転するとジェットの向きが円錐状に首を振るような運動(歳差)を起こし、結果として地球から見るとリズミカルに揺れて見える、というわけです。

このイメージについて、天体物理学者アヴィ・ローブは、灯台やパルサーの光に例えています。
回転に伴い、こちらに向く角度が周期的に変わるため、観測者側には“点滅するような揺らぎ”として現れる、という説明です。

さらにローブは、7.74時間周期が示す意味にも触れています。
もし反対尾が単一の活動点から出ているなら、その周期は回転の半周期に相当し、核の自転周期は15.48時間(±0.70時間)と推定できる。
この値は、7月に行われた光度変動の観測で推定された回転周期(16.16時間)とも整合的だ、とされています。

このテーマと重なる“世界の異変・不可解な兆候”が、
当サイトには複数記録されています。
動画や写真付きの生々しい証言はこちらです。

「14番目の異常」と呼ばれる幾何学。偶然の一致は低確率?

ただし、今回の“揺らぎ”は回転を裏付ける一方で、別の疑問も生みました。
研究によれば、噴出口のズレは自転軸から8度未満と小さいのですが、これが観測された形で保たれるためには、3I/ATLASの自転軸が、接近時に太陽方向へ都合よく整列している必要がある、とされます。

ローブは、この幾何条件が偶然成立する確率は0.005(200分の1)ほどだと述べています。
もし“特別な整列”がなければ、反対尾の揺れは8度より大きく見えるはずで、今回の観測と合いにくい。
そのためローブは、仮に単純な自然起源だとすれば、これは既存の「13の異常」に加わる「14番目の異常」になり得る、と指摘しました。

3I/ATLASアンチテールジェットの周期的な振動を示すグラフ。
7.74(±0.35)時間の周期であることが確認されている。
引用;mysteryplanet

近日点通過後に増した違和感。夜側のはずなのに反対尾が続く

謎が深まるのは、2025年10月29日の近日点通過後です。
その後の画像、ハッブル宇宙望遠鏡の観測などでも、反対尾のジェットが目立つ形で残っているとされています。
しかし、7月に活動していた噴出口が同じ地点なら、近日点通過後は夜側に回り込み、活動が見えにくくなるはずだ、という問題が出てきます。

そこで提案されるのが、核の反対側、回転極付近に第二の氷ポケット(活動源)がある可能性です。
ただしローブは、2つの大きな活動源が極付近にあり、さらに両方が8度以内で観測上“ちょうどよく”整列する確率は0.000025だと述べ、極めて小さい偶然だと強調しています。

ここから先は、事実と仮説を分けて見る必要があります。
ローブは一例として、「もし技術的な宇宙船なら、推進のガス流を太陽方向へ意図的に向ける理由があり得る」と示唆しました。
ただしこれは、観測事実そのものではなく、あくまで“説明の可能性”として提示された仮説です。

12月19日に地球最接近。新月が「観測の好条件」を作る

今回の話題が注目される背景には、接近のタイミングもあります。
3I/ATLASは2025年12月19日 06:02 UTCに地球最接近を迎え、距離は2億6890万kmとされています。
さらにその夜は新月で、月明かりが少ない好条件が期待される、とローブは述べました。

この“宇宙の灯台”が何者なのか。
彗星的な活動の一形態として整理されていくのか、それとも説明が難しい要素が積み上がっていくのか。
少なくとも、次の観測が議論の行方を左右する重要な局面になりそうです。


引用元:mysteryplanet

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