国際宇宙ステーション(ISS)のライブ配信に、奇妙な三角形の飛行物体が映り込んだとして、再びUFO議論が過熱しています。映像を発見したのは物理学者として知られるホレス・ドリュー博士。NASAのライブストリームをチェックしていたところ、赤く輝く2つの噴射光を伴った「三角形のクラフト」が突然フレーム内に出現したといいます。
博士はその瞬間をX(旧Twitter)に投稿し、次のようにコメントしました。
「大きな三角形のUFOがISSの近くを飛行した。誰が見ても赤い噴射が2つ見えるはずだ。NASAスカイカム映像だが、さて、明日は何と言い訳するのだろう?」
「金星の見間違い? 気球? 氷の結晶?」
博士の皮肉交じりの言葉は、NASAがこれまでUFO疑惑に対して挙げてきた典型的な説明を指しているとみられます。
映像は本物か? それとも巧妙なフェイク?
今回の映像はNASAが正式に公開したものではなく、博士や視聴者がライブ配信から直接キャプチャしたものです。そのため、真偽を巡って激しい議論が巻き起こっています。
懐疑派は次のような可能性を指摘しています。
- レンズフレアによる光の反射
- 地上の都市光の反射がISSのカメラに映り込んだ
- 第三者による編集加工の可能性
しかし一方で、支持派は物体の動きに注目しています。ISSのカメラは地球を俯瞰する位置にあり、通常の反射では説明できないような、物体が一瞬フレーム外へ消え、また別の角度で再登場する不可解な挙動が見られるというのです。

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「三角形クラフト」=TR-3B説も浮上
今回の物体が「三角形」であることから、UFOコミュニティではアメリカの極秘軍事機「TR-3B」説も提起されています。TR-3Bとは、陰謀論界隈で語られる反重力推進機で、黒い三角形の機体と中央の強い発光が特徴とされています。
ただし、TR-3Bの存在は公式には認められていません。
NASAのライブ映像は突然中断された?
博士によれば、問題の物体が画面に映り込んだ直後、NASA側のライブ配信が突然途切れたとのこと。ISSの配信が不自然なタイミングで中断された例は過去にもあり、UFO騒動のたびに同様の指摘が繰り返されています。
この点が支持派にとって最も「不可解」であり、陰謀論を後押しする要因にもなっています。
真相は? 依然として不明のまま
今回の映像が本物の未確認飛行物体なのか、光の錯覚なのか、あるいは軍事機の可能性があるのか――現時点ではいずれも決定的な証拠はありません。
しかし、「ISS付近で三角形の物体が観測された」という報告は過去にも複数存在しており、今回のケースはその最新例として注目を集めています。
果たしてNASAはこの件について何らかのコメントを出すのか、あるいは沈黙を貫くのか。世界中の視聴者が見守っています。


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